2012年11月24日

貸株停止銘柄

貸株停止銘柄
かしかぶていしめいがら

証券金融会社が貸株利用等の申込停止措置を実施している銘柄で、証券会社は、投資家に対して、信用取引の勧誘を自粛しなければならない。貸株停止銘柄は売り禁と呼ばれる。

売り禁とは、信用取引に関する規制の一つで、新規の売り建てを禁止する措置のこと。空売りが禁止されるため「売り禁」と呼ばれる。売り禁に指定された銘柄は、規制が解除するまでは新規の空売りはできない。ただし、すでに建てている売り建て玉を解消する義務は無い。

売り禁(新規売り建ての禁止)がかかる条件・要件
売り禁(新規売り建ての禁止)は基本的に「貸し株注意喚起」が出ている銘柄の需給がさらにタイトになり、日証金(証券金融会社)が株券の調達が困難になった場合におこなわれます。(実際にはなっていなくてもそうなることが予測された場合にはおこなわれます。)また、貸株注意喚起を経ずにいっきに売り禁となる場合もあります。

売り禁は通常その日の引け後(16時30分ごろ)に発表されることが多いですが、緊急性がある場合は、前場終了後に売り禁の措置がとられることもあります。措置については、日本証券金融(日証金)のホームページや東京証券取引所などのホームページ上でも告知されますので確認できます。

売り禁(新規売り建ての禁止)の株価への影響
売り禁後の売り玉(売り建てしているポジション)は金の玉と呼ばれることもあるように、株価下落につながりやすいとされています。しかし、実際には売り禁後も相場が上昇するケースも多く、一概に下がるとは言えません。
売り禁が出るということは相当に需給が逼迫しており高額な「逆日歩」が発生していたりする場合にはかえって踏み上げ狙いの買いが入るような場合もあるからです。実際には、そのときの状況を見て見なければなんとも判断できないというのが基本的なスタンスといえるでしょう。

売り禁のはずなのに、日証金の貸し株で「新規」がある理由
同じ証券会社内で空買いと空売りがある場合、買い数量と売り数量は互いに相殺されています。その上でどちらかが越えている分が日証金に報告されています。例えば、A証券において、空買いが10万株、空売りが10万株という場合、日証金には報告されません。しかし、売り禁になった翌日に、空買いをしている投資家が5万株を決済した場合、バランスが5万株分崩れます。この5万株分をA証券が独自に調達できない場合は、日証金などの証券金融会社を利用せざるを得ませんので、その分は貸し株の「新規」として扱われます。
posted by みゅう at 23:10 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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